大人気シリーズ最新作！Devil May Cry5が発表！！

この時を10年待っていた！！

カプコンはXbox E3 2018 Briefingにて、デビルメイクライシリーズ最新作「Devil May Cry 5」を2019年春に発売すると公式発表した。対応機種はPS4、Xbox One、PCだ。

本作のPVを見ると、まずその映像の綺麗さに目を惹かれる。

カンファレンスでは冒頭に「All content shown rendered in engine and real time.（表示されるすべてのコンテンツはエンジンでリアルタイムでレンダリングされています。）」の文言が表示され、実際のプレイ映像がこれほど綺麗であることをアピールしている。それもそのはず、本作にはバイオハザード7で用いられたカプコン内製のReエンジンをさらにチューニングしたものが用いられているのだ。映像の綺麗さと動作の安定性を兼ね備えたReエンジンは、本作でも現代のゲーム機における表現能力を限界まで引き出している。

「デビルメイクライ」シリーズは2001年に第1作目が発売して以来、多くのファンに支持されてきたカプコンの看板タイトルのひとつだ。クールで魅力的なキャラクターがド派手なアクションを決めながら悪魔をぶっ倒していくという、爽快感満載なスタイリッシュアクションゲームである。悪魔と人間のハーフである主人公ダンテとその仲間が、悪魔の進出を防ぐために日々裏社会で悪魔狩りをするというダークな世界観の一方で、彼らは悪魔を挑発しながらまるで映画「マトリックス」のような華麗なアクションと共に悪を倒す。まるでアメコミのヒーローのように、時にふざけ、そして時に熱く戦うその姿が世界中の多くのユーザーを魅了してきた。

そして、本作品の主人公は前作Devil May Cry 4の主人公のひとりであるネロが担当する。前作の幼さが残る爽やかイケメンだった頃と比べると、見違えるほと大人びた姿となっている。

前作のネロ(15)↓

今作のネロ↓

バイクのアクセルのように柄を捻り強力な攻撃を繰り出す機械剣・レッドクイーンと、大口径の二連装リボルバー・ブルーローズは本作でも健在。しかし、彼のトレードマークである悪魔の右腕は何者かによって切断されており、本作では新要素でもある機械仕掛けの義手を装備して戦いに挑む。

なお、シリーズ主人公である看板キャラであるダンテはPVの最後に登場。無精ひげを生やし、まるで浮浪者のような恰好でノリノリで叫びながらバイクを運転する姿が確認できる。お前いくつやねん。公式から今のところプレイアブルは明言されていないが、ネロとダンテのダブル主人公を期待したい。

ちなみに僕は本シリーズの大ファンで、1～4はすべて最高難易度までクリアした。小学生の頃はダンテの格好いいアクションに憧れ、よく友達と真似をして遊んでいた(マジで)。

そんな僕が本作に期待するのは、とにかく前作4の反省点を活かして欲しいという点だ。前作は製作期間の問題か、ステージの使いまわしが非常に気になった。かつてのバイオハザードや初代DMCのように、同じステージでもキーアイテムを拾うことで行動範囲が広がる"探索型"のマップであれば問題ない。しかし、4では同じマップの行きをネロ、帰りをダンテで進め、しかもボスまで共通であるため、アクションゲームとしては致命的な"飽き"を感じさせる構成だった。また、前作ではダンテのアクションが複雑化しすぎて、もはやプロフェッショナルでなければ爽快感を得られないほど操作が難しかった(薔薇とか)。こういった前作の課題点を克服したうえで、デビルメイクライシリーズのDNAを受け継ぐ正統な続編であれば間違いなく名作になるだろう。

アナウンストレーラー www.youtube.com

発売までまだ一年弱あるが、今後の続報が楽しみだ。